私は猫と生活をする事にすっかり慣れて、
猫が居ない生活は考えられないくらい依存しています。
ただ、猫と飼う事で出来なくなる事もあるのが事実・・・
この記事では、猫と一緒に生活する事ので
生じるデメリットを執筆しております。
猫を飼う前に、本当に飼い続ける事が
出来るかどうかこの記事でチェックしてみてくださいね。
何かと手間暇がかかる!自分時間の制限・短縮
ご飯の準備・後片付け
猫を飼うという事は「人が増える」のと一緒。
朝や夜のご飯の用意も、猫が居るだけの分を用意しなければなりません。
勿論、食器などの後片付けも発生します。
水も新鮮なものを好みます。
人の世話をするのと同じくらいの労力と時間が掛かります。
トイレの清掃・入れ替え
猫はとても綺麗好きです。
トイレが汚れていると気にします。
最悪な場合はトイレ以外の場所で用を足してしまいます。
人が用が終わった時に流すのと同じく、
細目に清掃をしてあげる必要があります。
飼い主を呼ぶ・求める
性格に差もありますが、意外に猫は「かまってちゃん」。
一緒に遊んでほしい時・・・
一緒に来てほしい時・・・
一緒に寝てほしい時など・・・
何かと呼びつける猫ちゃんも居ます。
世話の基本は「キャットファースト」。
そうなると当然、自由時間を割かなけばなりません。
好奇心旺盛で放置厳禁!物の出しっぱなしに注意
誤飲の危険性がある「小物類」
特に子猫は好奇心旺盛。
人の幼少期と同じで何でも興味を示します。
小物・アクセサリー類などは誤飲の危険性も。
細い紐なんかも飲み込んでしまいます。
吐き出せずにいた場合、腸閉塞などの重病になりかねません。
怪我の危険性がある「物の放置」
忙しくてつい物を出しっぱなしにしがち。
物を積み上げて放置していることもしばしば。
そんな所に猫が踏み入れると気付かずに
不本意に滑ったり打ち付けたりして思わぬ怪我をしてしまいます。
後片付けが苦手な人は特に注意。片付けの習慣づけが必要です。
いたずらされたら困る装飾品が置けない
人からすればいたずらに見えても
猫からすれば単なる遊び心。
人からすれば貴重品も、猫からすれば単なる興味の対象。
壊されたら困る装飾品・趣味の物は、
安全な場所に移す等置く工夫が必要になります。
思わぬコストが!あれこれと掛かる費用
迎え入れに掛かる「初期費用」
人の赤ちゃんと同様、迎え入れの準備の費用が掛かります。
何を優先するかにもよりますが2~4万円程度という所でしょうか。
下記は一例です。
・食器(ごはん用・おやつ用・飲み物用など)
・猫トイレ(猫砂も)
・キャリーバッグ(ケース。動物病院等出掛ける際)
・爪とぎ(無いとソファやカーペットが悲惨な目に・・・)
・おもちゃ(ボール・羽や紐付きの竿など)
・キャットタワー(遊び場・寝床)
・手入れ用品(ブラシ・爪切りなど)
毎月・毎年掛かる「生活維持費」
猫と一緒に暮らすという事は当然生活費が掛かります。
食費などは月単位。
病域の予防などの為の出費は年単位。
下記は一例です。
・食費(ごはん・おやつなど)
・消耗品費(猫砂・おもちゃなど)
・ワクチン接種(病気の予防)
・健康診断(病気の予防・早期発見)
突然掛かる「医療費」
中々分かりずらいのが猫の病気。
猫は習性上不調を隠すからです。
サインを見逃さない事が大事ですが未経験ではまず分かりません。
血液検査とレントゲン検査だけでも1万円は超えます。
特に重大な病気になった場合の医療費は膨大(数十万~100万円以上)となります。
猫(犬などもですが)の医療費が高額になる理由は健康保険制度がない為です。
入って安心の「ペット保険費用」
過去の経験上、飼い始めたら早めに
ペット保険への加入をおすすめしておきます。
保険料は保険の適用率・免責などで変わります。
基本的に幼猫~成猫では安く、老猫ほど高くなっていきます。
(病気の判明後は保険に入れないケースが殆どなので注意)
盲点だった?宿泊を伴う長期旅行の制限
まず、日帰り旅行は問題にはなりません。
気にせず行きましょう。
気を付けるべきは宿泊を伴う長期旅行。
猫はとても綺麗好き。
衛生面で非常に気を配る必要があります。
数日間、家を空けるとトイレが不衛生になります。
ご飯の鮮度も悪くなります。
それらの解決策として、
「自動給餌器を使う」「トイレを増やす」等という方法があります。
それでも私の経験上は1泊の宿泊旅行が限度だと思います。
猫はデリケートで住み慣れたお家に居た方が良いですが、
どうしても長期不在となる場合、
ペットホテルに預けるという手もあります。
まとめ
いかがでしょうか。
猫は本当に可愛い生き物です。
生き物である以上は、猫の最期まで共にするという
飼い主としての責任感が重要です。
自分の時間が減る事に問題はないか・・・
費用が掛かる事に心配はないか・・・
何かと制限される事を受け入れられるか・・・
猫が幸せに暮らすという事。
それは飼い主の行動に左右されるといっても過言ではありません。
猫も人も幸せに過ごせるように。
その願いを込めて。